相続の承認と放棄

  • 武井  信雄行政書士 マスク

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2016年07月13日 コラム番号:449

相続の承認と放棄

相続の承認と放棄
相続では、被相続人のいっさいの権利義務、すなわち財産だけではなく、負債(借
金)も相続の対象となります。
そこで相続人は、相続をするのか(相続の承認)、相続をしないのか(相続の放
棄)を選択することができます。
相続の承認には「単純承認」と「限定承認」があり、「相続の放棄」と合わせて3つの選択があります。

①単純承認
特に手続きをしない限り、
相続人は被相続人(死亡した人)の財産上の権利や義務を、
プラスの資産だけでなくマイナスの資産も全部引き継ぐものとされています。
これを「単純承認」と言います。


②限定承認
相続財産より債務(借金)の方が多いか、もしくは多いかもしれない場合、相続財産中の債務を整理して、
余りが出たらその分だけ相続して、余りが出なければ相続はしない、というものです。
 手続きは相続人全員が共同で、家庭裁判所に財産目録を提出して申し立てます。
相続開始を知った日から3ヶ月以内に行います


③相続の放棄
相続放棄とは、被相続人の財産のすべてを放棄し、一切の財産を相続しない方法です。亡くなった人の遺産より借金のほうが明らかに多い場合には、この方法を選択したほうがよいでしょう。
相続の放棄をするには、相続開始を知った時より3ヶ月以内に、家庭裁判所に相続放棄申述書を提出しなければなりません。この申述書が家庭裁判所で正式に受理されると相続放棄の効力が発生します。

 相続放棄があった場合には、その放棄をした相続人は最初から相続人でなかったとみなされますので、相続放棄者の子や孫に代襲相続は行われず、遺産は、残った相続人で分割することになります。

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