法定相続人の範囲

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2017年01月10日 コラム番号:683

相続人と法定相続人の違い

まず、相続人と法定相続人の違いについて整理しておきましょう。
財産を持っていてそれを相続させたい人の事を被相続人といいます。
父親が財産を持っていて長男に相続させたいという場合は、父親が被相続人、長男が法定相続人になります。父親をお世話していた友人にも被相続人である父親が遺言を書いて相続財産を残した場合には、この友人は相続人になります。
法定相続人は、法律上相続財産を貰う権利のある人の事をいい、遺言書などで被相続人から財産の分配を受ける事を指定された人の事を相続人と呼びます。

法定相続人の範囲 イメージ1

法律で定められた法定相続人の順位

ではこの、法律で定められた法定相続人とはいったい誰の事を指すのでしょうか。
法定相続人には順位と範囲があります。
まず、順位ですが
① 子、孫、曾孫
② 両親、祖父母
③ 兄弟姉妹
です。
配偶者がいる場合は配偶者が一番の法定相続人になりますが、先に配偶者が亡くなっている又は離婚している場合には子供、孫、曾孫が法定相続人の範囲になります。下へ降りていくイメージです。
子供がいない場合には上に上がります。両親、祖父母です。両親が亡くなっていて祖父母は生きている場合には祖父母が第二順位の法定相続人の範囲です。
下(子の範囲)上(親の範囲)にも法定相続人がいない場合には横に行くイメージで兄弟姉妹です。兄弟姉妹が亡くなっている場合にはその子である甥姪の範囲まで法定相続人の範囲となり、ここで法定相続人の追跡は終わりになります。

法定相続人の範囲が尽きた場合

法定相続人の追跡が甥姪まで至り、そこでも法定相続人がいなかった場合には、財産は家庭裁判所に持ち込まれます。
遺法定相続人が確定しないと、財産分与が決定しませんし、この法定相続人の調査が間違っていると全ての財産分与の計算がやり直しになります。
個人では難しいこともありますので専門家に相談すると良いです。

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