1,債権の目的

  • 武井  信雄行政書士 マスク

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2018年03月12日 コラム番号:1,801

1,債権の目的

1,債権の目的
債権とは、人がある人に対して給付を要求することができるという権利のことである。

この債権の対象となっている給付のことを「債権の目的」という。
具体的には、
例えば、土地売買契約において買主は売主に対して土地の引渡しを要求する権利(債権)を持っている場合、「債権の目的」は「土地を引き渡す」という給付である。

そして、よく出題される項目は、物権との比較です
物権は物を直接的に支配する権利です。
物権の目的物は「物」です。
しかしながら、債権とは、他人・債務者に一定の行為を「請求する権利」です。
「債権の目的」は債務者の一定の行為(給付)ということであります。

物権には1つの物権と相反する物権は成立し得ないという排他性があります。
具体的に言えば、物を買ったときに代金を支払えという権利であり、お金を貸したときにお金を返せという権利です。
このように、債権には、債務者という人格がかかわりあいます。よって、「債権の目的」を支配することできません。つまりは、排他性はないと言えます。
そして、相反する債権も成立し得ると言うことなのです。

さらに、詳細に述べれば、
人が他人に対して一定の行為を要求することを内容とする権利を「債権」といいます。
よって、債権は、契約自由の原則により、当事者間で自由にその内容を定めることが出来ます。
債権は、請求権です。 請求権には、債権の他、物権的請求権というもなどがあり、債権の発生原因は「契約」が基本となります。

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