相談番号:1,472

障害者の弟の成年後見人になっているのですが

  • 投稿日:
  • 2017年02月06日
  • 回答期限:
  • 2017年06月30日
  • 相談者:
  • However
  • 回答者:
    • 内藤 政信弁護士 マスク
    • 松田  実行政書士 マスク
    • 土地家屋調査士行政書士小林大栄行政書士 マスク
    • 宇井 勝行政書士 マスク
    • 福田 隆彦行政書士 マスク
    • 遠山  眞人行政書士 マスク
    • 児玉 卓郎司法書士 マスク
    • 竹之下  シゲキ行政書士 マスク

回答数

9

参考にした人

128

相談者:However (鹿児島県)

母と一緒に母亡き後の相続について将来的に考えて、遺言書を作成したいと思っています。
父は既に亡くなっており、母が亡くなった時の相続人は私と弟です。
弟には障害があり私が成年後見人になっています。
母の希望は、遺産の全てを私が相続し、弟の面倒を頼みたいという事です。
母の遺書どおり私が全て相続した時、弟の遺留分を考慮する必要はあるのでしょうか?
また、相続税対策で母から私に生前贈与を受ける場合、それが弟の相続分が減らされるということにつながるので、利益相反になってしまうのでしょうか?

専門家からの回答

  • 母があなたに全遺産を相続させると弟さんの遺留分が侵害されることになりますが、他方あなたは後見人なので、遺留分を行使したところで、あなたが管理をすることに変わりなく、
    遺留分を行使させる為に特別代理人を選任する必要はないと思いますね。
    実質的に利益相反していないように思いますね。
    一応、家裁と協議して下さい。
    生前贈与は問題ないですね。

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    • 回答 2
    • 松田  実行政書士 マスク
    • 2017年02月06日 13:42:10

    Howeverさんへ、

     お母様の全財産を遺言であなたに相続させるということになると、心配されるように弟さんの遺留分侵害になる可能性があります。

     こういう場合弟さんに障害があるということですと、その障害の内容にもよりますが、特定贈与信託というものを使うことができます。特別障害者ですと6000万円まで、特別障害者以外の特定障害者で3000万円までの贈与が非課税になります。複雑ですので詳細は近くの金融機関に行かれると説明していただけると思います。

     特定贈与信託は信託銀行等金融機関を受託者とするものですが、これを個人レベルにした家族型民事信託というものをすることもできます。お母様の財産を信託財産とし、お母様を委託者、信託財産の管理を受託者としてあなたが、信託財産からの分配を受ける受益者として弟さんにするというものです。一つの案として検討していただければ幸いです。

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  • お母様の要望を察すると、遺産を弟さんの養育費に充てたいとのことですので、弟様に対して、遺言を実施し、介護等の資金に充てるべきと考えます。弟様の後見人として遺産を弟様のために利用することが自然と考えます。遺産を弟様の名義しておくことをお勧め致します。

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    • 平成04年12月から平成11年12月まで東京池袋:十亀司法書士・土地家屋調査士事務所で修業平成12年01月群馬県前橋市南町三丁目にて登...
    • 回答 4
    • 宇井 勝行政書士 マスク
    • 2017年02月07日 09:45:22

    はじめまして。
     まず、遺留分に関するご質問についてですが、法律上、侵害された遺留分は「遺留分を保全するのに必要な限度」で、事後的に減殺を請求する事で回復される扱いになっています。その為、例えば遺言で特定の相続人の遺留分を侵害する内容が定められたとしても、その事によって遺言が直ちに無効とされる訳ではなく、実際、家業を継がせる事を目的に、特定の相続人が全ての財産を相続する旨の遺言が作成される事例等も存在しています。
     もっとも、遺留分の権利を主張するか否かは最終的には権利者の意思に委ねられていますので、関係者が予め意を通じていた場合でも事後的な紛争の発生が少なからず懸念される為、やはり避ける事が好ましいとはされていますが、いずれにしましても、お母様の遺言によりご相談者様が財産を全て相続する形とする事も可能、という事になります。
     次に、利益相反に関するご質問についてですが、利益相反行為が禁止されている理由は、後見人がその権限を濫用して自らの利益を図る事を禁じる点にありますので、利益相反が問題となるのは後見人の事務に関する行為に限られる事になります。その点、ご相談者様がお母様より贈与を受けられるという行為は、あくまでもご相談者様とお母様の間の契約関係に過ぎず、そこに被後見人である弟様が法的主体として関与する余地は何ら存在していない通り、ご相談者様の後見事務とは直接関係がありませんので、生前贈与を受けられる事につき、直ちに利益相反の問題が生じる事は無いとご理解頂いて宜しいかと思われます。
     従いまして、ご記載頂いた内容によりますと、現状では弟様が財産を受け継がれても、ご自身で活用して行く事は難しいと言わざるを得ませんので、ご相談者様らがご検討なさっておられる通り、ご相談者様が遺産を全て引き受けると共に、弟様の身上監護に責任を持つ、という方法も十分あり得る所かと思われます。しかしながら、大変失礼な話かもしれませんが、仮にご相談者様ご自身に何かあった場合を考えますと、弟様名義の財産が一切残らない状況では、最悪の場合、弟様が無資力まま放置されてしまう状況に陥る可能性も否定出来無い事にもなりますので、万が一の場合に備え、弟様の相続分は弟様名義の財産として残した上で、信託等の制度により管理運用する方策をご検討なされるのも一つの手であるかとも思われます。
     差し出がましい事を申し上げて大変恐縮ではありますが、ご参考となれば幸いです。それでは失礼致します。

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  • >母の希望は、遺産の全てを私が相続し、弟の面倒を頼みたいという事です。

    ➡ 民事信託契約 というのがあります。

    >母の遺書どおり私が全て相続した時、弟の遺留分を考慮する必要はあるのでしょうか?

     遺留分を考慮=遺留分侵害にあたるか? ということですよね。

    ➡ あたるのではないでしょうか。


    >母から私に生前贈与を受ける場合、それが弟の相続分が減らされるということにつながるので、利益相反になってしまうのでしょうか?

    ➡ 生前贈与は構わないと思われます。

    (ご参考に↓)

    ※ 特別受益・・・被相続人の生前に、贈与を受けるなどして特別の利益を得ていた人が
      いる場合、法定相続分で分けると相続人の間で不公平感が発生するのを是正しようと
      する制度です。

      生前贈与を受けていた場合、贈与分を持ち戻して相続財産に含めることがあります。

      被相続人は「持ち戻しを免除する」、の遺言を遺せば、特定の相続人に対して財産を
      多く残せます。



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