笑う相続人

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2015年01月14日 コラム番号:177

「笑う相続人」という言葉を聞いたことありますか?
子供のいない夫婦で夫が死亡すると、相続人は奥さんと夫の両親・兄弟姉妹になります。夫が高齢の場合、両親はすでに死亡していることが多いので、その場合は夫の兄弟姉妹が相続人になります。さらにこの兄弟姉妹が死亡していると甥・姪が代襲して相続人となります。また、身寄りのない人について、役所が相続人を探索したら、異父兄弟が見つかったというようなこともあります。
生まれてから一度も会ったことのない、場合によってはその存在すら知らない人の相続人になってしまうのです。死亡した人を知らず、葬式があったことも知らず、ある日突然あなたが相続人です。と連絡があるのです。
このような相続人を業界では俗に「笑う相続人」と呼びます。

笑う相続人 イメージ1

 唯一の財産が奥さんの居住している建物(夫名義)だけだと、場合によっては奥さんと、「笑う相続人」の共有財産になってしまいます。子供のいない夫婦間の相続ではこんなことがあります。
遺言書があればこのようなことは避けられます。また、「笑う相続人」を生まないためにも、遺言を作成することをおすすめします。