【2】遺留分の権利者

  • 武井  信雄行政書士 マスク

page view

37 PV

2019年01月12日 コラム番号:2,268

【2】遺留分の権利者
遺留分が認められ,減殺請求をすることができる権利を持っている人のことを「遺留分権利者」といいます。他方,遺留分を侵害しているために減殺請求に応じなければならない人は「遺留分義務者」といいます。

「遺留分権利者」とは、法定相続人(兄弟姉妹は除く)です。
兄弟姉妹を除く法定相続人(配偶者・子・直系尊属)は、遺留分をもちます。

「遺留分権利者」は、自己の取り分として相続財産の一定額を確保することができます。

相続開始前に遺留分を放棄したい場合は、被相続人となるべき人の住所地管轄家庭裁判所で「遺留分放棄許可審判の申立て」という手続きをする必要があります。

遺留分は相続財産に占める割合が1/2(直系尊属のみが相続人の場合は1/3)と非常に大きいため、相続人間で遺留分放棄の強要などが起こる危険があることから、生前の遺留分放棄には裁判所の許可を要するとされています(民法1043条)。

コラム執筆者

  • マクロ・ミクロ経済学商法・会社法相続不動産売買マーケティング経営分析経済評論