遺留分査定の基礎となる財産

  • 武井  信雄行政書士 マスク

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2019年01月24日 コラム番号:2,288

遺留分査定の基礎となる財産
「遺留分算定の基礎財産」を計算しなければ、実際の遺留分がどのくらいになるのかは計算できません。そこで、基本的な計算方法としては次の通りです。

1、最初に「❶~❺の財産」を全て合計します。

❶被相続人が死亡時において有していた積極財産の価額
(なお、生命保険金は、被相続人自らが受取人の場合のみ遺留分算定の基礎財産に含みます。)

❷被相続人が相続開始前の1年間に贈与した財産の価額

❸ 「❷被相続人が相続開始前の1年間に贈与した財産の価額」以外の贈与のうち、贈与者受贈者双方が遺留分権利者の遺留分を侵害することを知ってなされた贈与の価額。

❹ 相続人が受けた特別受益
特別受益とは、相続人が被相続人から受けた下記の行為をいいます。
なお、下記行為により取得した財産額は、一定の例外はありますが、基本的には遺留分算定の基礎財産となります。
Ⅰ遺贈
Ⅱ婚姻の為の贈与
Ⅲ養子縁組の為の贈与
Ⅳ生計の資本としての贈与
です。

❺当事者双方が遺留分を害することを知ってなされた、不相当な対価による売買等の有償行為

2、次に①~⑤の全財産額から、被相続人が負っていた「債務」を控除します。

これで算出された額が、「遺留分算定の基礎財産」となります。


コラム執筆者

  • マクロ・ミクロ経済学商法・会社法相続不動産売買マーケティング経営分析経済評論