相続放棄と代襲相続

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2016年08月01日 コラム番号:477

相続放棄とは、相続人が遺産の相続を放棄することです。
被相続人の負債が資産より多い場合や、家業の経営を安定させるために後継者以外の兄弟姉妹が相続を辞退する際に使われます。相続放棄をする場合は、あなたが相続人になったと知った日から三か月以内に、その旨を被相続人の最後の住所を受け持つ家庭裁判所に申述すれば手続きは完了します。
なお、相続の開始前には、強要のおそれがあるため相続放棄は出来ません。

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代襲相続とは、相続の開始前に被相続人の子あるいは被相続人の兄弟姉妹が死亡、相続欠格・相続廃除によって相続権を失った場合、その者の子が代わって相続することで、代襲相続するものを代襲者、代襲相続される者を被代襲者と言います。
なお、相続放棄は代襲原因とはならないため、相続放棄をした者の直系卑属(子、孫など)には代襲相続は発生しません。加えて、相続放棄をすると撤回することができませんので、注意が必要です。

また、相続放棄をしても他の相続人が納付する相続税の総額は原則として変わらないということも覚えておきましょう。
これは租税回避行為を防止するために相続税法上、相続放棄によって法定相続人の数は変化しないとされているからです。
相続放棄は代襲相続を含め、影響が大きいので専門家に相談し、事前にシミュレーションをしながら決めることをお勧めします。

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