遺言執行人の役割

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2016年05月12日 コラム番号:422

遺言執行者とは、遺言の内容を具体的に実現する人のことをいいます。遺言書に書かれている内容・趣旨に沿って相続人の代理人として相続財産を管理し、名義変更などの各種手続きを行います。
遺言執行者は、遺言で指定するか、家庭裁判所により選任される場合がありますが、そもそも、遺言執行者を選ぶ必要があるのかという疑問が湧いてきます。
相続が発生した場合、遺言の内容によって相続分の指定や遺産分割の禁止のように執行を必要としないものもありますが、次のような場合には執行が必要です。

遺言執行人の役割 イメージ1

例えば、認知の遺言があればその認知届を提出したり、相続人以外への遺贈があれば引渡しや登記手続きの執行がそれに当たります。
遺言執行者は相続財産の管理、その他遺言の執行に必要な一切の行為をする権利義務を有し、遺言執行者がいる場合には、相続人は遺言の対象になった相続財産の処分その他遺言の執行を妨げるような行為は一切禁止されます。
また、遺言執行人は未成年者、破産者を除き、誰でもなることができます。法人(信託銀行など)でも構いませんし、相続人または受遺者を指定することもできます。
ただ、遺産を扱うという性格上、遺言執行人は利害関係のない人が望ましく、できれば信頼できる弁護士などの職業専門家にお任せできると良いでしょう。
 
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