<1>所有権に関する登記

  • 武井  信雄行政書士 マスク

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2018年06月27日 コラム番号:1,944

<1>所有権に関する登記

<1>所有権に関する登記
権利に関する登記のうち、所有権に関する登記は、権利部の甲区に記録される。

所有権に関する登記には、次のようなものがある。

➊所有権保存登記
新築などで、初めて甲区に記録される場合に、所有権保存登記がされる。

所有権保存登記の申請をすることができる者は、表題部の所有者等に限定されています。
登記の目的に「所有権保存」と記録され、所有者の住所・氏名が記録されます。

登記原因及びその日付は登記されません。


❷所有権移転登記
所有権保存登記又は前の所有権移転登記の名義人から所有権の移転を受ける場合にされる。
登記の目的には「所有権移転」と記録されます。

登記原因及びその日付には「平成○年○月○日売買(又は贈与、相続等)」と記録されます。

所有権権利者として新しい所有者の住所・氏名が記録されます。


❸処分の制限の登記
処分の制限の登記とは、例として、差押え、仮差押え及び処分禁止の登記です。これらの登記はすべて嘱託でされ、申請をすることはできません。


➍変更登記
既存の登記の権利の内容が変更されたとき(共有物分割禁止の定めなど)や、登記名義人の表示が変更されたとき(改姓、住所移転、行政区画の変更等)には、変更登記がされる(2条15号)。


❺更正登記
更正登記とは、登記事項に誤りがあった場合に、更正登記がされる登記です。


❻抹消登記
抹消登記とは、既存の登記の権利が最初から存在しなかった場合、または、事後的に消滅した場合には、抹消登記がされる登記です。


❼回復登記
回復登記とは、誤って抹消登記をした場合に、もとの順位で復活させる登記です。

コラム執筆者

  • マクロ・ミクロ経済学商法・会社法相続不動産売買マーケティング経営分析経済評論