◇【区分所有建物の場合の各項目の説明内容】

  • 武井  信雄行政書士 マスク

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2018年11月05日 コラム番号:2,167

◇【区分所有建物の場合の各項目の説明内容】

1、敷地に関する権利の種類及び内容
宅建士は、区分所有建物の敷地面積や権利の種類について説明します。建物の敷地をしっかりと確認するとともに、敷地全体に所有権があるかどうかを確認し説明します。借地権部分がある場合などは、地代などの負担が発生することも説明しなければなりません。


2、共用部分に関する規約の定め
共用部分については、管理方法、管理者の選任方法と権限などについて管理規約等で定められていることが一般的です。共用部分は区分所有者の共有となりますので、管理規約等の定めをしっかりと理解させた上で入居していただくことが、後日のトラブルを防ぎます。


3、専有部分の用途その他利用の制限に関する規約の定め
専有部分においては、事務所としての利用、ペット飼育、リフォームなどを禁じるなど、管理規約等で利用方法等を制限している場合があります。単独で所有する専有部分についても、利用の制限がある場合には、入居者にしっかりと説明しなければなりません。

4、専用使用権に関する規約の定め
専用使用権に関する規約の定めに関しては、専用庭、ルーフバルコニー、駐車場、トランクルームなど、区分所有建物の敷地、共用部分、付属施設等に関して、特定の区分所有者にのみ使用を認める専用使用権が規約等で定められている場合がありので十分理解できるように説明していくことが重要です。専用使用権がある場合は、共用部分が当然に使用できない場合もありますので入居者等によく説明する必要があります。


5、 修繕積立金や管理費に関する規約の定めなど
区分所有建物は、区分所有者が共同して建物の修繕や管理を行う必要があります。
一般的には、計画的な修繕や日常の管理に必要な費用について規約で定められています。
購入後には必ず負担する費用であり十分説明が必要です。

また、中古マンションの場合、計画的修繕のために積み立てられている金額や既に実施された修繕の内容についても説明をしなければなりません。
ついでながら、築年の古いマンションで積立額が少ない場合には、必要な修繕が行えない可能性もありますので注意しましょう。また、売り主が積立金や管理費等を滞納している場合は、その精算を求められることがあることを説明する必要があります。


6、管理の委託先に関する事項
一般的に、区分所有建物の管理は管理会社に委託されています。
管理会社に委託されている場合は、管理会社の概要について説明しなければなりません。
適切にマンションを管理していくためには、管理会社への委託内容とその実施状況を説明しなければなりません。

コラム執筆者