☆後背低地

  • 武井  信雄行政書士 マスク

page view

604 PV

2017年08月29日 コラム番号:1,358

☆後背低地

☆後背低地
後背低地とは,自然堤防や洪積台地などの間にあって,細粒土の堆積物からなる軟弱地盤で周囲よりも低平な土地のことをいいます。
(注:宅建・試験によく出題されます。)

 河川の氾濫(はんらん)が繰り返されると,河床には土砂が堆積して河床が周辺よりも高くなり,河川の両側には粗い土砂・砂礫が堆積して自然堤防を形成しました。

河道から離れた低地には細粒の粘土やシルトが堆積して後背低地〔後背湿地〕を形成します。

そして、河川の氾濫が収まったときに河川から溢れ出した水が自然堤防に妨げられて河川に戻れないために,沼や湿地となって残ります。
このため,多くは水田として利用されてきました。

 後背低地〔後背湿地〕は洪水などの水害を蒙りやすく,また,粘土,シルト(砂と粘土の中間の粒径),泥炭,場合によっては腐植土などが堆積しています。
よって、地盤沈下の恐れもあり,地下水位が高く,排水性も悪く、地震動に対しても弱いとされています。宅地に不適当であります。

☆後背低地 イメージ1

コラム執筆者

  • マクロ・ミクロ経済学商法・会社法相続不動産売買マーケティング経営分析経済評論