【行政書士試験;憲法・勉強法】

  • 武井  信雄行政書士 マスク

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2018年08月06日 コラム番号:2,004

【行政書士試験;憲法・勉強法】

【行政書士試験;憲法・勉強法】 
法令科目全46問のうち、憲法に関する問題は例年6問程度出題されています。
出題数は多くないものの、憲法は、法律の根幹をなすものです。
他の法律の学習に向けて土台を固めるという意味でもきちんと勉強する必要があります。また、憲法に関する問題は、主に試験問題の前半で出題されます。
このことは、行政書士試験において、憲法を得意科目にしていると、試験の波に乗りやすくなるという効果があります。

憲法の勉強法としては、まず全体像をしっかりと把握する必要があります。
憲法は大きく分けて、
1「人権」と
2「統治」2つからなります。

1、「人権」とは、国民の有する権利について定めた規定です。
2、「統治」とは、国家機関の位置づけや役割について定めた規定です。

「人権」と「統治」は、一見すると無関係にも思えるのですが、実はたいへん密接な関係にあります。
国家としては、自由と幸福を求める権利(=人権)をどこまで守るのか、そして「人権」を制限しうる国家権力をどこまで認めるか(=統治)を、憲法は規定されていると言えます。
憲法の勉強法について、より具体的に見ていくと、
1、「人権」については、過去の試験では判例からの出題が多く見られます。
よく出題されるのは、「最高裁判所の判例に照らして妥当なものはどれか」といった形式の問題があります。
こうした問題では、判例の趣旨をよく理解して解答する必要があります。
「精神的自由」、「経済的自由」、「人身の自由」など基本的人権の意味するところを、理解し、著名な判例については、しっかり記憶していくのがよいと思います。

2、「統治」は、主に条文からの知識問題の出題が多いのです。
勉強法としては、
1国会、
2内閣、
3裁判所、
など重要な機関の権限などを理解しておくのが一番です。

憲法の条文はたいへん格調高く、名文であります。
他の法律では、原則と例外を正しく記述するために、そして追加や修正などが適宜行われる結果、日本語としてわかりにくい条文も少なくありません。
最初に憲法を学習し、法律に対しての実力をつけていくという勉強法が望ましいと思います。

コラム執筆者