⒈ 裁判員の選任手続

  • 武井  信雄行政書士 マスク

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2019年11月14日 コラム番号:2,594

⒈ 裁判員の選任手続
【次の順番・手順によって、裁判員は選ばれます】

Ⅰ-裁判員候補者名簿を作ります
前年の秋ころ裁判員候補者名簿を作ります。
「地方裁判所」ごとに,管内の市町村の選挙管理委員会がくじで選んで作成した名簿に基づき,翌年の裁判員候補者名簿を作成します(裁判員候補者名簿に登録されるのは,20歳以上の方に限られます。)。


Ⅱ―調査票とともに候補者に通知します
①前年11月ころ調査票とともに候補者に通知します裁判員候補者名簿に登録されたことを通知します。

②就職禁止事由や客観的な辞退事由に該当しているかどうかなどをたずねる調査票を送付します。

③調査票を返送してもらい,明らかに裁判員になることができない人や,1年を通じて辞退事由が認められる人は,候補者となりません。


Ⅲ-事件ごとに名簿の中からくじで候補者が選ばれます
「事件ごと」に名簿の中からくじで候補者が選ばれます事件ごとに裁判員候補者名簿の中から,くじで裁判員候補者が選ばれます。


Ⅳ-質問票とともに選任手続期日のお知らせが送られます

①原則,裁判の6週間前まで(通常より長い事件の場合,8週間程度前まで)質問票とともに選任手続期日のお知らせが送られます。

②くじで選ばれた裁判員候補者に質問票を同封した選任手続期日のお知らせを送ります(法律上「呼出状」と呼ばれています。)。

③裁判の日数が5日以内の事件では,1事件あたり70人程度の裁判員候補者にお知らせをお送りするようにしています。

④質問票を返送してもらい,「辞退」が認められる場合には,その旨のご連絡をしますので,裁判所へ来ていただく必要はありません。


Ⅴ-選任手続期日
①選任手続期日裁判員候補者のうち,辞退を希望しなかったり,質問票の記載のみからでは辞退が認められなかった方は,選任手続期日の当日,裁判所へ出席しなければなりません。

②裁判長は候補者に対し,「不公平な裁判」をするおそれの有無,「辞退希望」の有無・理由などについて質問をします。

③候補者のプライバシーを保護するため,この手続は非公開です。

Ⅵ-6人の裁判員を選任
6人の裁判員を選任最終的に事件ごとに裁判員6人が選ばれます(必要な場合は補充裁判員も選任します。)。


コラム執筆者

  • マクロ・ミクロ経済学商法・会社法相続不動産売買マーケティング経営分析経済評論