相談番号:1,560

父の遺産

  • 投稿日:
  • 2019年01月15日
  • 回答受付終了
  • 地域:
  • 静岡県
  • 相談者:
  • ごろり
  • 回答者:
    • 福田 隆彦行政書士 マスク
    • 児玉 卓郎司法書士 マスク
    • 宇井 勝行政書士 マスク

回答数

3

参考にした人

196

相談者:ごろり (静岡県)

11月に父が亡くなりました。
離婚していたため、配偶者はおりません。
子供はの3人ですが、弟の行方がわかりません。
持家なのですが、団信で半分ローンが無くなっただけで、半分は残っております。
預貯金等は亡くなった次の日に自分の口座に移し替えました。
姉は結婚をしておりません。自分は結婚して子供がいます。弟は不明です。
姉に確認と了承を得て、自分の生活費が足りない時に父の預貯金から借りることをしていました。
その場合、遺産分割協議前なので罪に問われるのでしょうか?
金額は25万程です。他にも葬儀代.49日法要代等に使用しております。

追記

※ちなみになんですが、一括返済は難しいと姉にも話はしてあります。分割返済でも問題はないのでしょうか?
それとも返済義務はないんでしょうか??
遺産が欲しいわけではなく、今現状の生活費が足りなく父が亡くなった後に借りておりました。

専門家からの回答

  • ごろりさんへ
    亡くなられた父の遺言書がなければ、法定相続人全員で遺産分割協議書を作成したうえで財産の行方を決める必要があります。行方不明の弟さんがお見えですが、この方の失踪宣告できるくらいながきにわたって行方不明なら、家裁に失踪宣告を申し立てて、これを受ければあなたと姉さんで遺産分割協議ができます。そうでなくて7年未満行方不明なら相続財産について財産管理をする人を家裁に申し立てて選任したうえで遺産分割協議をしてください。遺産分割協議が整うまでは、相続財産は相続人全員の共有状態のあることになります。費消した預貯金について罪に問われるかといえば厳密に言えば姉さんや、弟が出てきて訴えを起こすことは可能かと思いますが、通常は他の相続人が訴えをを起こすことは考えにくいです。手続がよくわからなければ、家裁に相談してみてください。

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  • 行方不明の弟さんですが、通常は弟様の最後の住所地の家庭裁判所に不在者財産管理人選任申しだてをします。弟様の最後の住所地が遠辺地であればのちに不動産所在地等の移送申しだてもできます。不在者財産管理人は専門家である必要はありません。その場合に父上様の財産額を調査したうえで弟様が現れた場合父上様の総財産の3分の1を支払うという条件で遺産分割の許可を家庭裁判所に求めることになります。葬儀代とか法要代でかかった費用は父上様の財産から差し引かれることになります。分割前に借りたお金は貴殿の利益として計算されると思います。すなわち貴殿が相続により受け取る金額から差し引かれることになると思います。

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    • 回答 3
    • 宇井 勝行政書士 マスク
    • 2019年01月17日 17:11:05

     はじめまして。ご記載頂いた内容によりますと、お父様は遺言等を残される事無くお亡くなりになられた模様ですので、ご相談者様の事例の場合、お父様の残された財産は、法律的には法定相続という形でご相談者様を始めとする三人の御子様方に引き継がれた形となります。その際、現在の理解では、お父様の預貯金等の債権も相続人が共有している形とされますので、本来であれば遺産の分割に関する協議が調うまでは、銀行側も相続人間の紛争に巻き込まれるのを防ぐ為、口座も凍結された形になってしまうのが一般的です。
     しかしながら、ご相談者様の事例の場合であれば、お父様が残された持ち家のローンの支払にお父様の預貯金からの支弁が必要となる場合が十分想定出来ますし、一般的にも、例えば亡くなられた被相続人の葬儀費用の支払い等の形で被相続人の預貯金を利用したいとの要求が強く存在していますので、遺産分割に関する相続人間の協議が調わない状況下であっても、相続人全員の同意を条件にする等、金融機関の側も一定の場合には解約に応じる対応をして来ていたのが実態です。もっとも、最近の親族法の改正により遺産の払戻しに関する規定が整備されましたので、今後の運用の流れも変わって行く事になるかと思われますが、何れにしましても、法定相続により引き継がれた遺産は分割の協議が調うまでは相続人間の共有状態に置かれる事になる為、無用な紛争を避ける為にも、本来であれば相続人全員の合意に基づいて処分を行う形とする方が好ましいという事は言えるかと思われます。
     その為、ご相談者様が単独でお父様の預貯金をご自身の口座に移されたという行為も、相続人間の紛争の火種になりかねない行為と言えますので、場合によっては他の相続人から責任を問われる可能性は考えられる所ではありますが、一方、刑事法上の大原則としまして、親族間の財産的な揉め事には極力介入しない方針がとられていますので、この場合も追及されるのは賠償等の形による民事的な責任に止まる事にもなりますから、何らかの「罪」という形で、刑事的な責任が問われる事にまではならないとお考え頂いて宜しいかと思われます。
     しかしながら、御姉様の同意を得ているとは言え、ご相談者様の生活費等の形で遺産を費消する事は、遺産分割が未了の状況では余り好ましい行為とは言えませんので、早急に遺産の処分に関する協議を纏められる事をお勧めします。尚、その際、相続人全員の合意が必要となりますので、行方不明の弟様に関しましては、代わりとなる財産管理人を選任する等の手続が必要となる事にもなるかと思われます。
     簡単な内容ですが、ご参考となれば幸いです。それでは失礼致します。

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